2016年6月23日から24日にかけて行われるイギリスがEUから離脱するか、残留するかの国民投票には世界中の金融関係者が大注目しています。
この国民投票の結果次第では「リーマンショック級の悲劇」や、かつてイギリスで起きたポンドショックの「ブラックウェンズデイの再来」など世界中で話題になっています。
おそらく最近FXを始めたばかりの人にとっては、かつて見た事のない動きになるはずです。
ポンドだけじゃない！！
イギリスの通貨といえばポンドですね。
ここでFX初心者が勘違いしてしまう事は「FXの取引はしているけどポンドの取引はしていないので関係ない。」と思ってしまう事です。
EU離脱という事でユーロが関係あるのは分かると思いますが、FXの最もメジャー通貨であるアメリカドル円の動きにも大きな影響をもたらすのです。
なぜなら世界の金融市場は繋がっているからです。
現在、アメリカドル円は104円台で推移していますが、イギリスの国民投票の結果次第では、離脱が決定すれば100円を割り込んでくるかもしれません。また残留が決まれば110円まで一気に戻すかもしれません。
それぐらい為替市場に大きなインパクトのあるイベントだと言われています。
どのように立ち回ればいいの？？
為替レートを大きく動かす経済指標といえば、アメリカの雇用統計があります。
雇用統計の場合、発表時間が決まっているので発表時間直後に大きく動き出しますが、今回のイギリスの国民投票は違う動きをすると予測されています。
投票結果が確定するのが日本時間の6月24日16時とは決まっていますが、その前に中間発表が何回か予定されていますし、情報が入り乱れて為替が動くので6月23日の15時の投票開始から1日中、為替レートが乱高下するかもしれません。
私はこの2日間はノーポジションで動きを見守りたいと思います。なぜなら投票後の大きく動いた後にもエントリーチャンスがたくさんある事が考えられるので大きなリスクを背負ってまでポジションをとる必要はないと思うからです。
でもワクワクして注目していきたいと思います。
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