FXの用語に「塩漬け」という言葉があります。
塩漬けとは、腐敗してしまいやすい食べ物を、長期保存のためや、味を付けるために食塩に漬けておく調理方法を思い浮かべます。
こちらの塩漬けは長期保存できたり、美味しく食べれるのでプラスのイメージしかありませんが、FXの塩漬けとはマイナスの意味しかありませんので、できれば経験したくない事です。
FXの塩漬けとは
FXの塩漬けとは、含み損になったポジションを当面の間、決済する気もなく放置しておく事です。この塩漬けというのは手法ではなく、「含み損が大きすぎて今さらカットするぐらいならずっとホールドしよう」というあきらめによる現実逃避を意味します。
例えば、2016年、年初はアメリカドル円の為替レートは120円台でした。現在105円を割っているような状態ですが120円台の買いポジションを20円近く下がった現在も決済する気なくホールドしていれば、それは塩漬け状態といえるでしょう。
逆に105円の売りポジションを持っていて125円まで上がり含み損状態だった人は年初から続く下げによって含み損がなくなり、塩漬けから開放されたという事になります。ちなみに含み益の場合は塩漬けとは言いません。
何故、塩漬けになるのか?
塩漬けになる理由は一つしかありません。それは損切りできないという事です。
はっきり言いますと塩漬け状態になる人でFXでトータル収支がプラスの人はほとんどいません。なぜならFXでトータル収支がプラスの上級者は必ず自分の決めたラインで損切りをするからです。
塩付けのメリット、デメリット
FXにおいて塩付けのメリットは一つもありません。忘れていた塩漬けポジションが気が付いたら含み益になっていたという話は、ごく稀に聞きますがこれをメリットと呼べるかは疑問ですね。
一方、デメリットは含み損が気になって精神状態が落ち着かない、資金が拘束されているためチャンスを逃してしまう、など盛りだくさんです。
しっかりと損切りする癖をつけて、塩漬けを経験する事のないようにしましょう。
その為には、ポジションを取るときに、損切りラインを決めておくのがおすすめです。
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