FXの専門用語に「スリッページ」という言葉があります。FX会社の取引ツールの設定画面で見た事ある人も多いのではないでしょうか。
FXの取引をしていると自分がポジションを取ったと思ったレートで約定していないという事が度々おこります。この現象を「値が滑る」「値がスリップする」という事から専門用語でスリッページと言います。
なぜスリッページが起こるの？？
為替のレートはコンマ何秒の世界で動いています。あなたが注文ボタンを押してFX会社に届くコンマ数秒の間にもレートは動いているため約定レートが思ったレートと違うという事が起きてしまうのです。
特に相場が乱高下しているような状態の時は思わぬレートで約定してしまう事もあるので注意が必要です。
スリッページ機能とは
FX会社がスリッページの対策のために、想定外のレートで約定する事のないように約定を制限する機能です。
つまり何ピップス（PIPS)の滑りなら許容できるかを設定できるので、自分の設定したピップス異常のすべりが合った時は約定が成立しないという事です。
スリッページ機能を設定しないと想定外のレートで約定してしまう事もあるし、かといって幅のせまい厳しい設定にしているとチャンスを逃してしまう事もありますので自分が許容でいる範囲で設定するのが良いでしょう。
また自分に有利な方に値が滑った場合は約定してくれるFX会社がほとんどなのでそこも確認しておきましょう。
私は普段はほとんどスリッページは設定してません。したとしても、２ＰＩＰＳぐらいです。
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