FXで勝ち続けるために日々の研究、分析は欠かせません。
FXのレートの動きを予測するには大きく分けるとファンダメンタルズ分析とテクニカル分析があります。
FXの勉強、研究、分析といえば多くの人がチャートを眺めながら、様々な指標を当てはめながらするテクニカル分析をする人が多いですね。
テクニカル分析で使われる指標にはトレンド系と呼ばれる指標とオシレーター系と呼ばれる指標があります。
トレンド系とは相場の方向性を分析するために使われます。一方オシレーター系とは相場の過熱感や転換点を探るために使われます。
ここではテクニカル分析に使われるオシレーター系の代表的な指標について解説します。
RSI
RSIは相場の過熱感を計るための指標です。
50%を中心として80%以上になると買われすぎ、20%以下になると売られすぎという判断ができます、RSIの力が最も発揮できるのは方向感のない横ばい相場の時です。逆に急騰や急落で相場が一方的に動いている時はあまり参考にはなりません。
ストキャスティクス
ストキャスティクスとは過去における高値、安値に対して、現在の為替レートがどのような位置にあるかを数値化したもので、「%K」「%D」「%SD」という3つの指数から構成されています。
そしてこの3つの指数を単独、あるいは組み合わせて使います。RSIと同じように100や0に近づいた時は、相場の反転に注意というシグナルになります。また「%K」と「%D」のクロスでゴールデンクロス、デッドクロスとして売買のサインとして使われます。
MACD
MACDは精度の高い指標として使用しているトレーダーが非常に多い指標です。
MACDは短期移動平均線と長期移動平均線の差を表します。
短期移動平均線が長期移動平均線を上回っていれば為替の上昇力があるという事です。つまりMACDが0以上であれば上昇トレンド、MACDがマイナスの時は下降トレンドになります。MACDが0ラインから上から下に抜けた時は下降トレンド入り、下から上に抜けた時は上昇トレンド入りを表します。
テクニカル分析における指標はトレンド系、オシレーター系と数多くありますが上級トレーダーになるといくつかの指標を組み合わせて使う事がほとんどです。
もちろん指標や売買シグナルのサインは100%正しいという事はありえません。研究、分析の中で実際に使える指標の組み合わせやパターンを見つける事がFXで稼ぐ事の第1歩といえるのです。
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