FXの売買手法の一つに「押し目買い」という手法があります。
言葉の意味から推測すると「押し目」で買うという事は分かりますが、日常生活で押し目という言葉は使う事がないのでFX初心者には意味が分かりませんね。
ここでは押し目買いについて説明します。
押し目買いとは
押し目とは株式やFXなどの投資に使われる専門用語です。
FXでいう押し目とは上昇相場（円安）の時に一時的に為替レートが下落する場面の事を言います。上昇相場といっても一本調子で上げ続けるわけではなく、上下にレートを変動させながら上がっていきます。
その上昇相場の時の一時的に下げた所で買う事を「押し目買い」と言います。
押し目買いのポイント
上昇相場の押し目買いといっても、どこまでの下落が買いポイントなのかを判断するのは難しいですね。「もうちょっと下がった所で買おう」と思っていたら押し目が終了して上がってしまったり、「ここが絶好の押し目だ」とおもったらさらに下がっていったという事もよくあります。
ここでは多くのトレーダーが押し目のポイントにしてる場面を紹介します。
1 安値から高値までの上げ幅から3分の1、もしくは2分の1落ちてきた所。
2 移動平均線まで落ちてきた所。
3 一目均衡表の雲の上限まで落ちてきた所。
4 トレンドラインを引いて下値抵抗線まで落ちた所。
押し目買いのメリット/デメリット
押し目買いのメリットは上昇相場の中で高値掴みをリスクが無くなります。
デメリットは「押し目待ちに押し目なし」という言葉があるように、押し目を待っていたけど押し目がなくチャンスを逃してしまう事です。
押し目買いの反対は？？
押し目買いの反対の言葉として、下落相場の時に一時的に上がってきた所を売る手法を「戻り売り」と言います。
押し目買いという手法があるということを知って、自分なりに勝てるパターンを見つけていけるとよいですね。
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