7月8日にアメリカの6月雇用統計の発表がありました。
アメリカの雇用統計は相場を大きく動かす材料となるため全てのFXトレーダーが大注目していました。
先月の雇用統計の発表ではネガティブサプライズで大きく円高が進行したので、今回も同じような動きになればアメリカドル円は節目の100円割れは確実という状況でした。
7月8日 雇用統計結果は！？
結果は景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数は28万7千人増となり、５月の１万１千人増から大幅に急回復しました。
20万人の大台を超えるのは４カ月ぶりであり市場予想の17万5千人増も大きく上回りました。失業率は0,2ポイント悪化して4,9％となったが、引き続き低水準を維持となりました。
つまりはポジティブ材料となったのです。
為替相場の動きは？？
アメリカ雇用統計の結果をうけ市場はもちろんポジティブ材料と判断し、100円50銭前後だったアメリカドル円の為替レートは一気に101円20銭台まで円安に進行しました。
FX関係のSNSでも「ロング大勝利！！」や「大底ゲット！！」などポジションを持っているトレーダーの喜びの声で溢れましたが、その後まさかの切り替えしがありました。
雇用統計発表前の100円50銭も割れ、なんと100円まで割れる展開になりました。その後、為替レートは乱高下を繰り返し、最終的には100円50銭付近でクローズしました。
今回の動きを見て、アメリカドル円の重さをただただ痛感しました。
NYダウや日経平均先物が大幅上昇する中でアメリカドル円だけは円安に進みませんでした。もしかしたら本格的な100円割れが近いのかなとおもわせるような動きでした。来週からの為替相場も注意が必要ですね。
アメリカ雇用統計の詳しいニュースはこちら http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160708-00000560-san-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160708-00000129-mai-brf
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