FXの取引の中でデイトレードやスキャルピングではなく、一日以上ポジションを持っていると決済をしていないのに資金が増えていたり減っていたりした事はありませんか？。これがスワップポイントです。
FXの初心者だと、大きな金額での取引はしていないと思うので数十円か数百円という金額だと思われますが、そもそもスワップポイントとは何なのでしょうか。
ここではスワップ（スワップポイント）について説明します。
スワップ（スワップポイント）とは
スワップとは簡単に言うと2国間の通貨を取引する事で得られる金利のことです。
どの通貨にもそれぞれ金利がついていますが、金利は国によってバラバラです。FXの仕組みとして2国間の通貨を取引するという事は、買った通貨にたいしては金利がもらえますが一方売った通過に対しては金利を払わなければいけません。
貰う金利が払う金利より高ければトレーダーはプラスになりますが逆に、貰う金利より払う金利が高ければマイナスになってしまうのです。
つまり金利の高い通貨を保有していれば毎日金利を貰う事ができるという事です。
現在、高金利の通貨としてオーストラリアドル、ニュージーランドドル、南アフリカランドが人気です。
スワップ（スワップポイント）の特徴
（GMOクリック証券(FXネオ)の7月28日11時頃にスクリーンショットしたのですが、同じ買いでもプラスもあればマイナスもあるのが分かります。
1 FX会社によってスワップポイントは異なります。スプレッドが同じぐらいでもスワップに差がある事もありますのでFX会社の公式HPで確認しましょう。
2 スワップポイントは毎日発生します。多くのFX会社が一日の区切りである朝の6時（サマータイム時）か朝7時を基準にしています。基準時間にポジションを保有していればスワップポイントの対象になります。
3 最初からスワップポイントを目的とした長期投資をするトレーダーもいます。
スワップポイントの例
アメリカドルの金利は0.5％、日本円の金利は0.1％だとします。この場合円を売ってドルを買ったら0.5－0.1＝0.4%がスワップポイントとして利益になります。
１万通貨だとFX会社によって異なりますが、1日当り約10円の利益になります。逆に日本円を買ってアメリカドルを売った場合は金利を支払わなければいけません。
通貨によって金利差が違うので買いでも、マイナスになる通貨ペアがあるのが上の画像で分かると思います。
うまくもらえたら嬉しい仕組みですね＾＾
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