日本では金融政策を決定する場として日銀会合（正式には日銀金融政策決定会合）がありますが、もちろんアメリカにも同じような場があります。
それがFOMCです。FOMCとはFederal Open Market Committee（連邦公開市場委員会）の略で、アメリカの金融政策を決定する会議のことです。
読み方ですが、日本ではそのまま「エフオーエムシー」と呼ばれる事が多いです。私は勝手にフォモックとか読んでました（お恥ずかしい）
FOMCとは
世界中の金融関係者が注目するFOMCは、年に8回開催され、その時の景況判断や政策金利の上げ下げなどの話し合いがされ、会議のあとに発表される内容次第で為替相場に大きな影響を与えます。
よくFOMCが近づくと為替相場の変動が穏やかになりますが、そんな時は「FOMCの結果待ちか」などと為替トレーダーの間ではよく話されます。
FRBとは
FOMCと似た言葉でFRBという言葉があります。FOMCと合わせて覚えましょう。エフアールビーと読みます。
FOMCは会議の事でしたがFRBとは組織の事です。
FRBとはアメリカの連邦準備制度理事会で、日本で言えば日銀のような、アメリカの金融組織の中核をなす中央銀行の事です。
またFRBの議長がFOMCにおいても議長を務めます。ちなみに現在の議長は、FRB史上初の女性議長であるジャネット・イエレンさんが務めています。
FOMCの日程はFX会社のマーケットスケジュールなどで調べる事ができるので、しっかりと確認しておきましょう。
2016年の予定
2016年7月26日（火）と27日（水）がこの記事を書いた時点で一番近いFOMC開催予定です。
2016年09月20日・21日
2016年11月01日・02日
2016年12月13日・14日
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